「Myエコものさし」の掲載店舗ごとに掲載商品の中で温室効果ガス(GHG)削減度の高い上位3商品の平均値に基づいて、3つ星表示を行っています。星の数の意味は以下の通りとなります。
星3つ=特A: エコ度の高い上位3商品のGHG削減度が50%以上、かつ、3種類以上の商品のスコアを掲載
星2つ=スコアA相当: エコ度の高い上位3商品のGHG削減度が33%以上50%未満、または、50%以上でありつつも掲載商品の種類が3種類未満
星1つ=スコアB相当: エコ度の高い上位3商品のGHG削減度が25%以上33%未満
星なし: エコ度の高い上位3商品のGHG削減度が25%未満
いいえ。天然魚など、生育や栽培に人の手を加えていない天然の食材に関しても、漁獲や輸送などにおいて温室効果ガス(GHG)の排出負荷があった上で、皆さんのお手元に届きます。そのため、天然の魚であっても、漁の方法や漁場からの輸送距離・輸送方法等によって環境負荷が高くなるケースもあります。
試行用「Myエコものさし」α版では、地球温暖化につながる温室効果ガス(GHG)排出量を分析評価し、メニューや食材ごとに5段階のスコアで表示しています。また今後、表示できる環境負荷の種類を増やしていく予定です。
EC店舗向けに仮付与された「Myエコ貢献スタンプ」に関しては、ユーザー側でのスタンプ申請の取消操作は不要となります。
EC店舗を対象とした「Myエコ貢献スタンプ」は、申請時点で自動的に仮付与が行われますが、後日、実際の購入状況をシステム側で確認し、スタンプ数の修正が行われます。
「Myエコものさし」の5段階スコアにおけるスコアAからスコアEまで大きく変わることもあります。例えば、じゃがいもはこく類・いも類に該当しますが、輸入されるジャガイモの平均スコアがEとなることに対して、国産の平均のじゃがいもはスコアAとなります。
このように、同じ食品でも条件によって環境負荷が大きく異なる場合があり、「Myエコものさし」では、これらの違いを食材や料理単位の5段階スコアで見ることができることが特徴の一つとなります。
「Myエコ貢献スタンプ」は「Myエコものさし」を利用してエコな食を選択することで獲得できるスタンプです。メニューごと・食材ごとにスタンプ数は異なり、環境貢献度が高いほど多くのスタンプを獲得できます。
「Myエコ貢献スタンプ」をため、エコチャレンジ「サステナビリティの環」に参加いただくと、利用回数や獲得スタンプ数などの利用状況に基づいた月間ランキングに応じ、生産者の方が環境負荷低減にこだわって生産した、特別な食材を詰め合わせた「エコ食材セット」をプレゼントいたします。特典対象となった方にはプレゼントの受け取り方法について、公式LINEアカウントまたは登録メールアドレスより、翌月中旬に個別にご連絡いたします。
尚、「Myエコものさし」LINE公式アカウントの友だちになると、エコチャレンジ「サステナビリティの環」に参加できます。
原材料調達(農産物の生産や加工)、輸送、調理、消費・廃棄に至るまでのライフサイクルを通じた、地球温暖化に影響を与える温室効果ガス(GHG)排出による環境負荷を定量的に評価しています。国際規格であるISO14040などで規定されている手順に沿った科学的なアプローチを基に、レストランや農産物の生産者などから提供されたデータと統計データを組み合わせ、分析評価を行っています。
統計データを組み合わせた分析手法であるため、その商品1点1点についての厳密に正確な環境負荷を算出するものではありませんが、100万を超える多数のデータポイントを活用し最も確からしい環境負荷を算出する分析を実施しています。
異なることがあります。「Myエコものさし」が採用しているライフサイクルアセスメントでは、食品の生産だけでなく輸送、消費、廃棄まで評価の対象としています。
平均的な日本国内の食品消費においては、GHG排出全体の6割程度を生産工程が占めていますが、次いで輸送工程が2割程度を占めています。輸送においては、海外からの輸入であるのか国産であるのかの違いによる影響が大きく、これらを考慮しています。尚、限定公開向けの試行用「Myエコものさし」α版では、都道府県別の産地情報を基に、東京都で消費する場合のGHG排出量を算出していますが、国内での消費におけるGHG排出量の目安としていただくことができます。
「Myエコものさし」では食品カテゴリーごとに「グラム当たりの環境負荷」や「カロリーあたりの環境負荷」という形で食品・メニューを比較評価しています。そのため、年齢や性別や体格などによる「必要な食の量の違い」を気にすることなく、比較判断することができます。
「Myエコものさし」では食べ物と飲み物を直接比較することはしていません。食べ物においても、摂取目的が異なる3つのカテゴリーに分けて比較評価することを可能にしていますが、飲み物は主に「水分」を摂る目的で飲みますので、食べ物と分けた比較が重要と考えています。尚、限定公開期間向けの試行用「Myエコものさし」α版では食べ物のみのスコアを掲載しており、飲み物にも使える「Myエコものさし」は2023年にリリース予定のβ版以降で提供予定です。