いいえ。天然魚など、生育や栽培に人の手を加えていない天然の食材に関しても、漁獲や輸送などにおいて温室効果ガス(GHG)の排出負荷があった上で、皆さんのお手元に届きます。そのため、天然の魚であっても、漁の方法や漁場からの輸送距離・輸送方法等によって環境負荷が高くなるケースもあります。
試行用「Myエコものさし」α版では、地球温暖化につながる温室効果ガス(GHG)排出量を分析評価し、メニューや食材ごとに5段階のスコアで表示しています。また今後、表示できる環境負荷の種類を増やしていく予定です。
EC店舗向けに仮付与された「Myエコ貢献スタンプ」に関しては、ユーザー側でのスタンプ申請の取消操作は不要となります。
EC店舗を対象とした「Myエコ貢献スタンプ」は、申請時点で自動的に仮付与が行われますが、後日、実際の購入状況をシステム側で確認し、スタンプ数の修正が行われます。
「Myエコものさし」の5段階スコアにおけるスコアAからスコアEまで大きく変わることもあります。例えば、じゃがいもはこく類・いも類に該当しますが、輸入されるジャガイモの平均スコアがEとなることに対して、国産の平均のじゃがいもはスコアAとなります。
このように、同じ食品でも条件によって環境負荷が大きく異なる場合があり、「Myエコものさし」では、これらの違いを食材や料理単位の5段階スコアで見ることができることが特徴の一つとなります。
「Myエコ貢献スタンプ」は「Myエコものさし」を利用してエコな食を選択することで獲得できるスタンプです。メニューごと・食材ごとにスタンプ数は異なり、環境貢献度が高いほど多くのスタンプを獲得できます。
「Myエコ貢献スタンプ」をため、エコチャレンジ「サステナビリティの環」に参加いただくと、利用回数や獲得スタンプ数などの利用状況に基づいた月間ランキングに応じ、生産者の方が環境負荷低減にこだわって生産した、特別な食材を詰め合わせた「エコ食材セット」をプレゼントいたします。特典対象となった方にはプレゼントの受け取り方法について、公式LINEアカウントまたは登録メールアドレスより、翌月中旬に個別にご連絡いたします。
尚、「Myエコものさし」LINE公式アカウントの友だちになると、エコチャレンジ「サステナビリティの環」に参加できます。
異なることがあります。「Myエコものさし」が採用しているライフサイクルアセスメントでは、食品の生産だけでなく輸送、消費、廃棄まで評価の対象としています。
平均的な日本国内の食品消費においては、GHG排出全体の6割程度を生産工程が占めていますが、次いで輸送工程が2割程度を占めています。輸送においては、海外からの輸入であるのか国産であるのかの違いによる影響が大きく、これらを考慮しています。尚、限定公開向けの試行用「Myエコものさし」α版では、都道府県別の産地情報を基に、東京都で消費する場合のGHG排出量を算出していますが、国内での消費におけるGHG排出量の目安としていただくことができます。
「Myエコものさし」では食品カテゴリーごとに「グラム当たりの環境負荷」や「カロリーあたりの環境負荷」という形で食品・メニューを比較評価しています。そのため、年齢や性別や体格などによる「必要な食の量の違い」を気にすることなく、比較判断することができます。
現在提供中の試行用「Myエコものさし」α版では、環境負荷の中でも、地球温暖化につながる温室効果ガス(GHG)の排出量を食品ごとに比較しています。そのため、スコアが良いものを選択することで温室効果ガス(GHG)の排出量削減に貢献することができます。また、スコアが良い食品を「Myエコものさし」を経由して選択することで、食品を提供した生産者や事業者にフィードバックされる仕組みになっており、生産者や事業者における環境負荷低減活動の加速にも貢献できます。
環境に良い食品と健康に良い食品は必ずしも同じではありませんが、「こだわり」をもって作られた食品は様々な面での「良さ」を合わせ持つ場合も多く見られます。「Myエコものさし」は環境負荷、特に地球温暖化につながる温室効果ガス(GHG)の排出量を食品ごとに比較しています。
環境に良い食品と安全性の高い食品は必ずしも同じではありませんが、「こだわり」をもって作られた食品は様々な面での「良さ」を合わせ持つ場合も多く見られます。「Myエコものさし」は一定期間に生産・輸送・消費された食品の平均値や統計値を用いて、環境負荷を算出しており、一つひとつの食品・食材の個体単位でデータを追跡しているものではありません。この点で、トレーサビリティに関する情報や食の安全に関する情報を提供する他のサービスとは異なるものとなります。